メンズ財布探すなら知ってほしい！素晴らしき日本の革ブランド

メンズ財布を探しているのなら、一度は絶対に見て欲しいブランドがあります。それが日本の革ブランド達です。

日本人男性が持っている財布を見てみると、ポールスミスやルイヴィトン、グッチといった海外ブランドを使っている人が多くいます。

たしかに海外のブランドイメージはかっこよくて、持っている人のステータスになるのかもしれませんが、しかし私はそれに「ちょっと待った！」をかけたいわけです。

日本の革製品だって品質やデザインでは全然負けていないんですよ！？あまり目立つ宣伝をやらないだけで、商品自体は素晴らしいものを作っています。

それにせっかく日本人に生まれたんだから、日本の商品を応援したい気持ちがあります。だからかっこいい日本の革ブランドの事を、まずは知ってください！！

知った上でそれでも海外のブランド商品がいい！というのであれば、私は何も言いません。

ということで日本の革ブランドは沢山あるのですが、ここはあえて革好きなら誰もが知っている5つのブランドに超厳選して紹介したいと思います。

GANZO（ガンゾ）

公式サイト：http://www.ganzo.ne.jp/
価格帯：3万～10万

「時を重ねるほどに、輝くもの。GANZOは、あなたの手によって”世界最高”の完成品となる。」これがガンゾのブランドコンセプトです。

この言葉通り、日本の職人が一切妥協する事なく、本物を追求した最高級の革製品を販売しています。

1917年に合名会社味岡順太郎として開業し、日本橋にて皮革小物類の製造卸売業をスタートさせ、百貨店を中心に製品を配給していました。2001年に味岡儀朗がブランドディレクターを勤める「GANZO」がスタートしました。

ブランドとしては歴史が浅いですが、元々革製品を長年取り扱ってきた会社が始めたブランドなので、信頼性があります。

2003年には表参道に実店舗である本店をオープンさせ、現在は大阪には店舗があります。

また大丸、藤崎、伊勢丹、そごう、高島屋、阪急、三越などの大手百貨店でも、ガンゾの財布は取り扱っています。

多くの革素材を扱っているガンゾですが、その中でも特に人気が高いのはコードバンとブライドルレザーです。

コードバンは米国ホーウィン社のシェルコードバンと、国産のコードバンのどちらも使い、熟練の職人の手により堅牢で美しい小物を作り上げています。

ブライドルレザーは英国でも屈指のタンナーであるジェイ＆イーセジュイック社を使っています。

どの革素材もガンゾがこだわり抜いて選んだ逸品です。

CYPRIS（キプリス）

公式サイト：http://www.cypris.co.jp/
販売サイト：http://www.noi-japan.com/
価格帯：1万～15万　売れ筋は2万前後の商品

「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに、品質とファッション性、そして価格のバランスのとれたモノを商品として数多く提案しています。

CYPRIS（キプリス）は1995年4月に株式会社モルフォがブランド設立をしました。1996年春には伊勢丹新宿店で百貨店としては初の展開がスタートします。そしてその品質の高さが話題になり、人気を集めてきました。

特に「菊寄せ」という技術は世界最高峰という話を聞きます。

菊寄せとは、財布のコーナー部分を菊の花びらのように丁寧にきさみを入れる技術。

キプリスでは興味深い革を使用している商品が多いです。例えば…。

・革の繊維組織にオイルをたっぷりと染み込ませて、サラッとした手触り感が、まるでシルク素材に似ていることからシルキーキップ（牛革）

・ニュージーランド原皮の鹿革を使用しています。タンニンベースで鞣されたこの鹿革は、「革のカシミア」と呼ばれる究極の革、ディアスキンⅡ（鹿革）

・肌触りの良いソフトラムを表側(羊革)に、内側はスムースキップ(牛革)を使ったコンビネーション革のチャールズビル。

といった具合にあまり他社では見られないような革製品も多く扱っています。

一番の売れ筋商品はコードバンです。そしてコードバンの種類も、オイルシェルコードバンや新コードバンなど豊富なので、どれを購入したらいいか迷ってしまうほどです。

しかし大丈夫です。キプリスの公式オンラインストアであるノイジャパンでは、サンプル革チップを2種類まで無料（送料も無料）で配布しています。

これだけ革の種類が多いので、触って確かめられるのは非常に有効です。

COCOMEISTER（ココマイスター）

公式サイト：http://cocomeister.jp/
価格帯：2万～6万

ココマイスターは「日本の職人がつくる心温まる革製品」をコンセプトに、熟練職人を選定、細部まで手を抜かない、こだわりの“ものづくり”を信念としています。

このこだわりのコンセプトが共感を集め人気です。こちらの財布は、ひとつひとつ職人が手作業で製作しているため数に限りがあり、在庫がほとんど無い状態が続いています。人気が高過ぎて入荷しても即日完売してしまうことが多いです。

ココマイスターの革はこだわりを感じます。

マットーネ：イタリアの老舗タンナーであるバダラッシュ・カルロ社の伝統的な製法である「バケッタ製法」により作られた。

ブライドルレザー：英国の伝統的な革ブライドルレザーは革をロウに漬け込むことにより圧倒的な強度を生む。

クリスペルカーフ：ドイツの名門タンナーであるベリンガー社が生み出す欧州最高級のボックスカーフ（生後6ヶ月以内の小牛）を採用

ナポレオンカーフ：イタリアのカーフをベースになっている、しっとりとした風合いのオイルドヌバック。半年でエイジングしてしまう革を生み出したタンナー名や製法はすべて極秘となっている。

オンラインストア以外にもココマイスターでは直営の実店舗である、銀座一丁目店、自由が丘店、神戸店、大阪心斎橋店、名古屋店の計5店舗を運営しています。

ココマイスターはデパートなどへの卸販売は行いません。卸販売をしてしまうと現在の価格で提供することが出来なくなるそうです。

万双

公式サイト：http://www.mansaw.net/
価格帯：2万～12万

常に「世界最高峰の品質」でありながら「常識的な価格」で革製品をご提供すること。日本のモノ作りの精神と技術の上澄みを結晶化した、独創的でありながら普遍的な”粋”を語れる革製品メーカーが、コンセプトのブランドです。

1995年設立の万双。東京上野には実店舗があり、実際に万双の商品を体験できます。また神戸には来店可能なアトリエがあります。

万双は特にバッグが有名です。

吉田カバン

公式サイト：http://www.yoshidakaban.com/
価格帯：5千～3万

吉田カバンは1935年設立の老舗ブランドです。一貫して日本製にこだわり続けており、職人を絶やさないことにも尽力してきました。安価な中国製が増えた時代でもそれは変わることがありませんでした。

吉田カバンの財布は大きく分けて2つあります。ひとつはナイロン素材で作られたもの、もうひとつは革素材で作られたものです。

ナイロン素材で作られた財布は、丈夫で単価が安く、何千円で購入できるため、学生や機能性を求める方に人気が高いです。

また革素材で作られた財布も、価格がそれほど高くないのに品質が良くデザイン性もあるので、こちらも人気です。

学生の頃から吉田カバンのポーターなどを使っている方には、ナイロン製品のイメージの方が強いのかもしれませんが、革製品も扱っています。

まとめ

どうでしょうか？選りすぐりの革ブランドを紹介しました。

これで日本の素晴らしい革ブランドが少しでも伝わっていただければ幸いです。